ドラマ「ウチの夫は仕事ができない 第9話」しごとが出来るようになった夫が学んだこと

社長賞とって、社内で一番出来る男と認められた夫でしたが、
妻は、忙しくなった夫との生活に不満が募っていきます。

社内では、あの仕事ができなかった小林司が、新しいプロジェクトリーダーの候補にまで成長したと注目されていた反面、妻は、仕事が出来なかった頃の夫と共に、仕事で成功できるように、色んなことを共有し、頑張っていたころを思い出して寂しくなります。

そして、そんななかでも、お弁当作りが、唯一、夫婦を繋げてくれるものと信じて、毎日欠かさず作り続けます。

 

その頃、夫は、社内報を作る部署で、むかし、自分の写真を謝って掲載した仕事がおそらくできないであろう、タカラという社員と出会います。

 

今回、夫が担当するプロジェクトが掲載された社報でも、誤った写真の掲載があったため、即日に訂正するよう求めましたが、タカラは、定時の退社を理由に、その仕事を先伸ばしにします。

 

タカラの行動が理解出来ない夫は、彼がなんのために仕事をしているのか疑問をもっていっました。

 

一方、応援していたはずの夫の仕事を、理解することができなくなってしまった妻は、夫の姉に、仕事が出来る夫と出来なかった頃の夫のどちらが、良いのか尋ねられ、困惑します。

 

そうして、仕事を成功させるために頑張る夫と、夫の仕事を応援しつつも、コミュニケーションをとりたい妻との間にすれ違いが生じるようになります。

 

そんななか、フランスの会社との共同イベントで、魚をさばける名人をスカウトするもうまくいかなかったはずが、タカラさんの影で助けてくれたおかげで成功してしまいます。そして、これが、夫の成果として、社長に認められ、2度連続の社長賞をとることとなります。

 

あわせて、新プロジェクトリーダーの候補であることも、社長から直に伝えられます。

 

連続受賞の知らせを知った妻も喜びました。夫の健闘を称えるとともに、夕飯で、両親学級について提案しますが、仕事を理由に断られてしまいます。

 

また、この日はお弁当も食べてもらえませんでした。
夫は、迷惑がかかるからと、これからのお弁当作りもわります。

 

妻はこれに胸を痛め、ひとりで泣きます。

 

そして、夫が朝起きると、朝食と一緒に妻からの置き手紙が置いてありました。

 

 

ひとりになりたいと考えた妻が家出をしました。

 

 


妻は、妊婦友達のところへ行きました。そこで、仕事が出来る夫を応援できない自分を責めて泣きます。

そんな妻をすぐに見つけ出すことができた夫でしたが、はじめて本音をぶつけ合えた夫婦は、夫が、家族のために仕事を頑張っていたつもりだったことを知り、また、妻は昔の素直でやさしい夫を恋しかったことを知りました。

分かり会えなかった夫婦でしたが、家出をしていても夫を心配する妻は、ポトフを届けます。

 

夫は、再び、草野球を教えているタカラさんと出会います。
彼は、こういいました。

色んなタイプのひとがいて良いと思います。

仕事が大事な人もいれば、それよりも大切なものがあるひともいるという話をうけて、再び考える夫です。

 

そして、夫は、妻のお弁当日記を見つけて、日々、お弁当で応援されていたことを知ります。妻の思いを知って涙を流す夫です。

迎えに行く夫と、家に戻ろうとした妻が再び、互いに向き合って話し合いをしました。

夫の今日の出来事について、妻に話します。

夫は、社長賞を断ったこと、新プロジェクトリーダーを辞退したことを報告しました。

 

夫は、バランスを保つことの意味、そして、仕事とプライベートの理想のあり方を考え直しました。
それは、自分らしくいるための、また、一番大事な妻と家族のための決断をしたのでした。