監獄のお姫様 3話ネタバレ台本風「事件の真相はどこにある?」

雑居房
江戸川しのぶの自己紹介。

2017年12月24日

吾郎:ようやくこっちに話が戻ってきたな。要するにしのぶに頼まれてこういうことをしているのか。徹底的に管理された集団生活をしていると奇妙な連帯感が生まれる。
誰かの言葉を信じ,共通の目標を掲げる。それにむかって目の前の日常をやり過ごす。君らにはそれが私でありしのぶである,ということだな。だが,常に傷もつ者同士,ネガティブに転ぶのも早い。出所後に連絡を取り合い再び悪に手に染めるのがお決まりのパターン。それを避けるために番号で呼び合っていたんだ。何かいい球前。
若井:ごめん,聞いてなかった。
吾郎:ふざけんなよ。
若井:だって乳首立ってるから!
(やだ,まじで~~!?)
吾郎:しのぶの言い分だけ聞いてオレだけ断罪するのはアンフェアだ。

若井:社長,いろいろ誤解しているようだけど,出所後この子たちを呼び出したのはほかならぬこの私なんです。この子たちを遠隔操作して私は秘書として徹底的に社長の身辺調査を。聞くことはないでしょうけどあえて聞きましょう。フェアに。
~縛っていたものを切る~ヴォイスレコーダーのスイッチを入れる。

~検事室の電話を鳴らすが,誰もでなくて憤る馬場~

報道された通りだよ。ユキの存在に感づいたしのぶが沖縄に呼び出したんです。そもそも私は旅行に乗り気じゃなかったです。だがしのぶは強硬だった。今思えばすでに犯行に着手していたんです。彼女は海外の殺人代行サイトにアクセスしていた。そして沖縄に在住するプリンスというタイ人に接触した。ボートハウスで働いていた不法滞在者です。本名とか報酬はいくらとかとかそのへんは週刊誌やネットにいくらでも転がっています。とにかく突然ユキが現れて私に詰め寄った。ユキは興奮していてとりあえず落ち着かせるためしのぶをバーに待たせ,崖の上につれていった。そして事件はおきました。(タイ人の男がナイフで刺しに来,ユキをあわてて庇う吾郎。代わりに刺されてしまう。押されたはずみでユキは崖の下に落ちてしまう)つまり私も被害者なんだ。私とユキの関係は学生時代からでまあ,不遇の時代を支えてくれた恩人です。結婚を考えたこともあった。一方しのぶは守らなくちゃいけない,大切にしなくちゃいけない人で僕はどちらも選べなかった。プリンスは出国前につかまり,あっさり事件への関与を認めた。供述通り,しのぶとのメールのやり取り,現金授受の証拠も出てしのぶは懲役15年。しのぶを責めて恨んだりする気持ちは1mmもありません。だから弁護側の証人として法廷にも立ったのです。あのしのぶは正気じゃなかった。彼女をあそこまで追い込んだのは私の優柔不断と・・・(嗚咽)
カヨ:もう結構です。そこまで話してくれるとは思いませんでした。先生,残念だけどこの人嘘ついてないと思います。
千夏:私もそう思う。かれも私達と同じように姫の事を大切に思っている。だからいいわね,姐御。
姐御:わてらからのクリスマスケーキどす(監獄で作ってたパンと残り物をつめたサンドイッチを吾郎に差し出す)

〈再び雑居房
先程姐御から例のけつ(尻)で作ったパンをもらった姫。
姫:これ食べなきゃだめですか?
カヨ:分かる。私も最初そうだった。でも食べてみたらすっごく美味しくて今でも週1のパン食を心待ちにしている自分がいます!どうぞ姫!

吾郎:しのぶも獄中で食べたんだよね?頂くよ。うまい(泣きながら)。普通においしいよ。
カヨ:うっそだね~うそつき。そんなもんがおいしいわけねーんだよ。ば~~か。

姫:まっず(吐き出す)
千夏:そんなもんがうまいわけねーんだよ。ば~~か。口が,味覚が,馬鹿になってんのよ。

カヨ:シャバの人間がたべておいしいわけ無いの。雑居房でこっそり食べるからおいしいの。分かる?いま姫もわかなちゃんとおいしいおいしいって食べてるの誰のせい?
千夏:あばいてやる。化けの皮はがしてやるわ。
カヨ:財テクさん,この人と寝たっていうのはほんとうなの?
千夏:寝たよ。
口々に まっじで~~??!!

(おばさんたちは椅子を反対に向けて何かの相談?)

若井:説明しなさい。18番。
千夏:しょうがないじゃん。作戦失敗したっていうからさ~時間稼がなきゃと思って。意外と早く済んじゃってホテルでランチした。
カヨ:あのあと怒られたんですけど,ご自身が汚れ社長とハグしたとなると話全然変わってきますよね~
千夏:あ~~ははは,話し全然違うくなるわ。寝るのなしって言った?
姐御:そういえばさいっしょから吾郎に首ったけだったわね。

雑居房・誰も見てないテレビ・トランプをしているおばさんたち〉
テレビ映像で吾郎が新社長就任になるのを見て「何このイケメ~ン♡」とつぶやく千夏。
(雑談)
社長になることは贖罪?普通やめるよね~
千夏:こんなの気にならないくらいイケメンだわ~
カヨ:チャンネルかえられないんですか?
千夏:無理無理。雑居はリモコンないから。
若井:チャンネルを変える。(また世田谷姉妹のドラマ)

姫:私にはもったいない人なんです。吾郎さん。まっすぐで熱くてやさしくて私の事社長の娘じゃなくて初めて一人の人間としてみてくれた人です。
(企画会議)
吾郎:社長令嬢じゃなくて一個人としての君の意見を聞きたい!!
姫:雷に打たれたようでした。そんなこと言ってくれる人今までいなかったから。気がついたら自分のダメなところ,弱い部分,全部彼の前でさらけ出していました。彼はいつも親身にアドバイスしてくれて・・・
千夏:一番簡単なマインドコントロールだね。
カヨ:まだいたんですね。
千夏:全否定から入る。自分が大切にしているものを捨てろという。で,ぽっかり空いたスペースに自分にあった価値観を植え付ける。まっすぐ,あつく,やさしく…洗脳する
姫:婚約した時は政略婚だ,逆玉だ,ってさんざん言われて,父にも反対されました。
千夏:なんで??女いたから??
姫:あいつは社長の座を狙っているだけだと言われました。でも私は信じていました。私が彼を奪ったんです。ユキさんから。だからユキさんは旅行先まで押し掛けてきて…

若井:就寝準備しなさい!!

押し掛けてきた?姫が沖縄に呼び出したんじゃなかったのか?そうだよね。ニュースでそう言ってた。
姫:(何かに気がついたかのように)そうでした。はい。
(みつめるおばさんたち)
姐御:あなた何か隠している?

若井:消~灯~!

〈翌朝〉
女優:ほんとに姫が呼び出したの?
姫:そうです。彼の目を盗んで彼の携帯からメールしました。
姐御:殺人を依頼したのは?
姫:私です

裁縫作業
昼食

姐御:なんで殺しちゃったのよ?
姫:どうしても結婚したかったからです。彼と。
しゃぶ厨:別れるように言ったの彼に?
姫:それとなく。
どうしたも結婚したいのは彼の方だったんじゃないの??
姫:あっそうか。
おばさん達:あんたの話をしてるんだよ!!

姫:どうぞおかまいなく。私は裁判で認めて罪を受け入れたんです。
しゃぶ厨:何で控訴しなかったんだよ
姫:だって吾郎さんが(裁判で)自ら弁護してくれたんです。その判決に不服があるわけないでしょ?
千夏:それが目的だったりして。
カヨ:千夏さんは部屋に戻ってください。
千夏:控訴させないと裁判を早く終わらせるために弁護側に立って証言したんじゃないの?
女優:裁判が長引くと,お金もかかるし,会社のイメージも悪くなるしねえ…

〈姫の面談〉
弁護士:控訴審で刑期が短くなることは合っても無罪に転じることはないでしょう。
吾郎:不本意だがここで君が勇気ある撤退をすることが,君を守るという決断に達した。

弁護人:ここで終われば世間はこの事件を忘れてくれます。
吾郎:耐えられないんだ。マスコミが君と僕のきれいな思い出まで土足で踏みにじられるのは…
姫:待っててくれますか?
吾郎:もちろんさ。
姫:12年は長いよ。36になっちゃうもん。お嬢様,真面目に勤めれば刑期は短くなります。
吾郎:それに君と僕の為なんだよ。

カヨ:土曜日は静かでいいね。ごめんね,女優さんはずけずけ聞いちゃうの。
(姫のせいでカヨが降格になったことを反省する姫=カヨはカラオケ大会に出られない)

♪女優の松田聖子
♪姐御 ドランゴンボール

雑談する二人

息子に手紙を書くカヨ。6年生なの。どうせ夫が送り返してくるんだけどね。

そのテレビに吾郎が西川晴海(モデル)との恋人騒動のワイドショー番組が流れる

姫:不倫相手は?
カヨ:知らないし,知りたくも無い。そこは姫とは違うね。

テレビ映像
~関係者によるとすでに同居しているとのうわさも…~

♪千夏 天城越え

姫:私,だまされているのかな?千夏さんの言うようにマインドコントロールされているんでしょうか?会ったこと無い人に死ねとか殺すとか考えます??
カヨ:姫どうした??
(テレビの報道を見るカヨ)
姫:捨てられたんだ私。泣きくずれる~~

洗面所でおう吐する姫。
カヨ:大丈夫?…ねえ姫?…妊娠してる?相手は社長?
姫:誰にも言わないでください!!!
カヨ:こまったなあ~~
そこへ
若井:何をしている?
カヨ:なにもしてませ~ん,ね。(姫に同意を求める)
若井:面会です。旦那さんです…

唖然とするカヨ。

3話終わり。


【感想】
今回は吾郎側から見た事件の真相でしたね。本当はどうなって姫ははめられたんでしょうか。3話を見逃すとあとあと(内容の把握に)厳しそうな内容でした。