監獄のお姫様 7話のネタバレあらすじ「板橋五郎誘拐事件の犯人、ニックネームがばれる!!」

207年12月24日
「古井さん、もう一度伺います。あなたが昨年まで勤務していたのは?」
「自立と再生の女子刑務所です。」
「江戸川しのぶ受刑者の収監されているのは?」
板橋家に戻った若井ふたばは、張り込んでいた刑事に素性を疑われます。
古井という偽名を使っていたことと、
しのぶの事を知っていたのに、黙っていたことで、彼女は疑われます。
若井は、板垣吾郎の誘拐を事前に知り、彼に頼まれ、
偽名を使って彼を守ろうとしていたのだと言います。
しかも、犯人は、その時の受刑者だとばらします。
その間、彼女の指は、携帯を操作していました。
(助けてやばい、問い詰められている。)
というふたばのメールに、馬場カヨたちは、慌てふためきます。
「冷静に。」
馬場カヨ達は、警察の様子を伺うために、板橋家に電話をかけます。
「確認です。」
「我々は、6年前に起こった爆笑ヨーグルト事件の・・・」
馬場カヨの声明文が電話口から聞こえてくると、
「裁判のやり直しを要求します。」
しのぶの息子の勇介が後に続きます。
その勇介の可愛い声に、おばさん全員の涙腺が緩みます。
「泣いてないか・・・?」
刑事がつぶやきます。


2014年刑務所
「あなたが好きです付き合ってください。」
面会室で、馬場カヨに長谷川は交際を申し込みます。
「いつ頃出られるの?」
長谷川の問いに、
「満期で、残り2年半。」
「ながっ。」
「あなたが求刑したのよ。」
馬場カヨは、長谷川改め、ノブリンとの獄中デートを重ねます。

あの頃の彼女達は復讐だけが生き甲斐でした。
土日は資格取得の訓練と実習、終身時間ギリギリまで猛勉強の
毎日でした。
「どうした、6号室。問題児ばっかりだったのに。」
「このままだと、全員、金バッチですね。」
所長が、かんばれ~と応援します。


居室対抗スポーツ大会のさなか、大門洋子に景気終了が告げられます。
2014年、秋、大門洋子は、しゃばへ解き放たれました。
2007年から、7年間の刑期を終えたのですが、
彼女の逮捕の理由は、ストーカーでした。
しかも、詐欺の余罪が、芋づる式に出てきて、刑期が7年になったのでした。
舞台男優に恋をして、ストカーするために必要なお金を用立てるために、
男の人に、返せないお金を借りまくっていたのです。
出所した後、洋子は、昔好きだった男優の舞台を見に行きました。
彼は、出待ちしていた彼女に、意気投合したふりをして、体を求めてきました。
彼に対する気持ちを失ってしまっていた洋子は、さらに、彼に失望します。

洋子が出所したあとも、誘拐した吾郎にどうやって罪を認めさせるか、
それが、彼女達の議題でした。
馬場カヨは、それをノートにメモしていたのですが・・・
ある日、馬場カヨの復習ノート(ババカヨが、復讐と復習を書き間違えました。)が、ふたば刑務官に拾われます。
「ノートがないの。」
馬場カヨはノートを探しますが見つかりません。
そのころ、ふたば刑務官は、馬場カヨのノートをコピーしていました。

 

2017年12月24日
財テクによるハニートラップ尋問。
それが、彼女達の答えでした。
彼女達は、財テクを残して、買い出しに出ます。
携帯で報道を確認していた彼女達は、
自分達のニックネームが警察に知られていることに気が付きます。
慌てて隠れますが、どうしてそうなったのか理解できません。
一緒に同行していた長谷川が、ふたばではないかと疑います。
最初から、吾郎とぐるで、自分達をはめたのではないかと。
しかも、もう、警察が吾郎を助けるために到着しているのではないかと。
今、財テクがハニートラップを仕掛けています。
実際は、吾郎に、自分を縛っている結束バンドを切らせようと、
ニートラップを仕掛けられていましたが。
気まずいので、戻れません。
どうすれば良いのか分からず、馬場カヨ達は戸惑います。

板橋家では、吾郎の妻である晴海が、ふたばに問いかけます。
「吾郎さんの居場所、知ってるわよね。」
「だとしたら?」
「連れていってください。」

(感想)
もし、ふたばが吾郎と組んで、おばさん達を騙しているとしたら、
かなりの矛盾が出てきます。
動悸は何なんでしょう。
彼女の正義感は、吾郎に向けられるべきです。
彼女がノートをコピーして吾郎に送ったのであれば、
誘拐事件自体を未然に防げたはずです。
また、ヨーグルト事件で、会社を立て直したのは、
偶然の産物であり、あの時点で、吾郎がしのぶを犯人に仕立て上げる
メリットが分かりません。
単純に三又を解消して、しのぶの父である社長を落とし入れる為?
会社を立て直す自身もあったのでしょうか。
だとしたら、酷い悪人ですね。
彼女たちにハッピーエンドは来るのでしょうか。