先に生まれただけの僕 2話のネタバレあらすじ「スクールカーストとは?教師とは??」

~隠れて先生たちの授業を見ている鳴海~

加賀谷(本社の上司)の「学校の評判は会社の評判にかかわる。

絶対不祥事を起こすなよ!!」の声が頭に響く。

 

 

〈職員室〉
鳴海:加瀬君は連日欠席。ほんとは不登校なんじゃ?

   奨学金のことで気にしているのでは?
真柴:あなたは(不登校の生徒がいるからと言って)本社での成績が

   悪くなると思っていませんか?

 

 

〈保健室〉
彩乃(沙織):逃げ場所みたいに保健室に来る子がいる。

       けがをしたからくる子は少数で今はほとんどの子がメンタル。

~今日はジャーマンカモミール(リラックス効果)~

そこへ薬を飲みに来る小山が入ってくる。薬を与える沙織。
「あれはお菓子。なめるとすーっとするやつ」
「2年1組小山翔太郎くん。毎日のように来るけど何も話してくれない」
→及川先生の担任の生徒。

 

〈廊下〉
鳴海:

小山君のことをもっと気にしてあげてください。

問題が起きてからじゃ遅いでしょう‥

 

及川:はいはい(適当にあしらう)

 

 

〈職員室〉
矢部:就職の面接指導ってどうすればいいんですかぁ~~~~??と泣き出す。

〈校長室〉
鳴海がこの学校の先生たちへの不満を漏らす…

 

柏木:

クラス担任は1年目も10年目も同じ。

学年が変われば生徒も変わるんですから会社のチームのように

みなで達成する目標なんてない。

偏差値44しかないから学習意欲のある子は他の学校に行ってますから…

鳴海:そういう問題じゃない!先生たちはもっと変われないんですか?

 

〈本社〉
加賀谷:分からない?経営改善ができなかったら,

    例えばいじめ問題でお詫びするなんて事態が起きたら,

    おまえは首だぞ!!(と脅される)

後藤田:3年で結果出して本社に帰ってこいよ。3年は長いぞ。

鳴海:おれは樫松の人間だ。

 

〈職員室〉
鳴海:

みなさんには教師力アップ講座を受けてもらう。

 

先生たち:

カリスマ講師??が自分たちを教える??今さらそんなこと!!

自分の教えるスタイルの決まっていない,

思考錯誤されている先生だけにすれば??

 

鳴海:入学者希望増加の為にこれは全員参加です!!

 

〈居酒屋〉
原崎ほか6人の先生:

教師歴25年なのに今さら講座なんてあほくさい。

エンターテイメント授業??なにそれ?踊るの??
(1年目の矢部は何かにつけちょっとずれた行動をとってる…)

 

〈加瀬宅(奨学金でもめた生徒)に訪問〉
真柴:

病気じゃなくてよかった。お父さんは来週に退院?

校長先生に奨学金の事あんなふうに言われるのいやだよね?

そんなに思いつめること無いよ。

 

龍之介:大学には行きたいけど多額の借金を抱えるのもいやだし,でも大学へは行きたいし…オレにそんな覚悟あるのかな…って

 

〈松原(鳴海の彼女)と水族館デート〉
鳴海:

校長だからって(ちやほやされない)みんなに責められる。

お金のことだけ考えていればいいわけでない。先生も生徒もめんどくさい。

何も分からない…想定外の事。

弘前(前職場)から帰ってきたらプロポーズしようと思ってたけど,

学校に配属されると思ってなかったから今は結婚は考えられない…ごめん。

 

松原:いいよ。待ってるから。

 

 

〈カリスマ講師による講座〉

~生徒たちが自然と学習内容を身につけていく講座~

及川先生は欠席。

 

〈図書室〉
2人(帰りに渋谷行きたい。お金無い。美咲おごってよ…
「いいよ(逆らえない美咲」

〈学校のテラス〉
鳴海:及川はなぜ来なかったか?
柏木:副業があるから。進学塾の講師をしている。副業を禁じる項目は無い 

及川:

ここの給料だけは足りない。何か事情があるのでは?

3年前に離婚して毎月払っている養育費も馬鹿にならないので…

小山君については機会をみて様子を聞いておきます(聞く気なし)

 

 

〈校長室〉
真柴:

エンターテイメント授業 やってみたけど私には無理だった。加瀬君は奨学金を気にして休んでいた。。。でもそのうち登校してくる
サラリーマンだから仕方ない。高校生にむやみに現実を教えてはいけない。
意外にしっかり考えていました。
ほんとに??

小山君知ってる?毎日のように保健室に薬(お菓子)を飲みに来ているんだ。

〈進路相談室 鳴海,真柴,小山〉
鳴海:何か悩みがあるんだった打ち明けてくれないか?
小山:3組の横井と付き合っている。ダブルデートをしたりしている。そんなに好きでないけどノリでつきあった。
真柴:それが理由でおなかが痛くなるの?
小山:菜月(小山の彼女)+ほのか+上野美咲と3人はもともと仲が良かった。でも菜月とほのかに彼氏ができたからって3人の関係が変な感じになってきた。2人が上野を馬鹿にした感じ,っていうか下に見ている感じで。それがもうすごく気分が悪くて…(それで保健室に行っている)

~真柴の鳴海への解説~
スクールカースト?生徒間にできている序列。いわゆるダサい子が下。
1軍,2軍,3軍とも言われる。ルックス・勉強・スポーツ・彼氏がいる,いないなど。
一番下に見られた子は上にはい上がることができない。

鳴海:それがいじめにつながるんですか?
真柴:ほらまたサラリーマンの顔~~(苦笑)

(体育館で部活中の生徒にも聞いてみる。その生徒に聞いてもクラス内でうわさになっていて美咲のカーストが下になっているのは本当の様だ…)

〈職員会議〉
先生たち:そんな生徒同士のいざこざを教師が話し合うことはおかしい。
鳴海:重大な問題になったらこまる。解決策があったら私に教えてほしい。
先生たち:ほんとにスクールカーストみたいになったら厄介ですけど…(ほんとうのところは解決方法が分からない)

矢部:私が高校生の時同じようなことが…結局いじめに発展してその子は学校をやめていった。

真柴:及川先生が初期に対応してこなかったから・・・(先生同士の争い)

鳴海:この学校を大手予備校にしたいわけでない。塾の先生は講師・学校の先生は教師。役割が違うからではないでしょうか?勉強以外のことも教えるのが教師ではないでしょうか!!教師である以上,生きる上での大切なことや社会でやっていく上でたいせつなことも教えてほしい。

~途中退席する及川~
及川:私の仕事は生徒に数学を教えることだから(生徒同士の事には興味がない)帰らせてもらう。

〈進路相談室 鳴海・真柴が菜月・ほのか(カースト問題)を呼び出し〉
真柴:上野(美咲)さんについて聞きたいこと。
鳴海:もしかしたら辛い思いしていると思わない?そういう認識はないの?3人は普通の関係だったのに今はいびつな関係になってるんでしょ?会社でも上司部下って言うのがあるけどまさか学校にも主従関係があると思わなかった。学校で上だの下だの……正直くだらないと僕は思う。
菜月:ごめんなさい!!私,小山君に別れるって言われたんです。そんなことするとかめんどくさいと言われて…(だからもう美咲はいじめない)
~部屋を飛び出す菜月~
鳴海:(これで)ほのかに菜月は三軍なのかな?そんなのは友達じゃないと思うな。

~生徒が出て行ったあと真柴からお説教~

鳴海:生徒に大人のことを言っても仕方ないのは分かっているけど,でも何も言わなかったら,黙っていたら僕が校長をやっている意味が無いんです。

〈本社〉
校長の権限はどこまであるのですか?ときく鳴海。

~翌朝登校する生徒たち~
例の3人が仲良くなっている。
加瀬も登校
加瀬:奨学金もらって大学へ行きたい。

〈校長室〉
及川を校長室に呼びだして,「あなたには研修に行ってもらいます。生徒と正面から向き合ってくれる先生がほしいとおもっている。早期退職と言う手もある(パンフレットを見せて予備校の空きがあることを示唆)。数学を教えるだけで職務を果たせてここよりも給料はちょっと上だし予備校の講師はいいんじゃないですか?(と辞職を促す?)

〈職員室〉
及川先生は退職された。騒然とする職員室(ナルミンが追い出した!!)。
鳴海:ご本人はいたって前向き。
先生たち:数学の抜けた穴はどうするんですか?
鳴海:僕が教壇に立ちます!!
真柴:校長先生が?!


(感想)
内容が濃い。不採算私立学校における色々な課題要素を盛り込んでいて話の展開が早く,いっときも見のがせない感はあるけど,もう少し掘り下げて解決しても良いのではないか。特にスクールカーストの件。及川(木下ほうか)はこれでもう出てこないのかなあ~~??スカッとジャパンが忙しい??